ナンプレって、ご存じですか?
私は、クロスワードパズルは知っていましたが、ナンプレはルール知らなくて、やったことはありませんでした。
なんと、アルツハイマーずママちゃんは、ナンプレが大の得意で大好き💓なのです
ある日、ママちゃん宅に行ったとき、リビングのテーブルに、ナンプレが置いてあり、何気に見てみると数字がずら~っと並んだ四角がいっぱいあり、ママちゃんにルールを聞いて、初めてわかりました
ナンプレのル―ル
ナンプレとは、「ナンバープレース」「※数独」と呼ばれるパズルの一種です。

なんと奥深い😮
縦横、そして3×3のブロック内を見て1~9までの数字を入れていくんですよ
ママちゃんがやっていたのは、中級編でしたが、私も「ん~」とうなってしまうような難しさです🤔それをどんどん解いていくんです
これは、ハマります✨
時間を忘れて、無になって集中でき、アルツハイマーずの方の脳🧠はもちろん、若者であっても無茶苦茶頭の体操になります
まさに、🧠脳細胞が活発になっている感じがしますね
え?今なにした?
と、感心して、ママちゃんがナンプレ解いていくのを見ていると、ちょっと私がよそ見したその時
急に、後ろの方のページを、チラッと見ているのです
ナースみみ「え?ママちゃん、今何見たん?」
ママちゃん「ん?、何も見てないよ😰」
ナースみみ「今、チラッと後ろのページ見てなかった?
ママちゃん「うん、分らんようになったから。。。」
ちょっと見せてもらうと、なんと、なんと、そこには答えが。。。🤣🤣🤣
ナースみみ「あかんやん、ママちゃん、ずるやん」
ママちゃん「んん、いいねん、分らんようになったら、ちょっと見るのよ、だってできひんもん」
えええええええ、あかんやん、ずるや~~~🤣🤣🤣
すごい!って思ってたら、ちょっぴりズルしてました🎉まぁ、たまに見る位みたいなので大目に見ましょう、でも、しらッと後ろの答え見てるのが、すごく笑えました
懸賞付きナンプレに挑戦
ママちゃん宅には、鉛筆と消しゴムがなく、ボールペンでナンプレしていたので、書いてしまうと消せないこともあり、チョコっとずるしていたのかもしれません
鉛筆と消しゴムを準備し、懸賞付きナンプレを本屋さんに買いに行きました
ナースみみ「ママちゃん、このナンプレね、解けたら答えを書いて応募したら、いろんな商品や商品券なんかが抽選で当たるんよ」
ままちゃん「へー、すごいね、誰がお金出してくれるの?」
(おーーー、そこを心配するのね)
ナースみみ「こうやって、本屋さんで買うとお金💰払うことになるでしょ、このお金を使うんじゃないかな、あとは商品の宣伝費なんかも関係してるのかも」
ママちゃん「そうなんや、考えた人すごいね~、おもしろいわ、何が当たるんやろね」
ナースみみ「あ、でも、後ろのページ見ても答えはないよ、頑張って解かないとあかんようになってるよ」
ママちゃん「わぁ、答えないの?」
ナースみみ「そりゃそうよ、答えあったら、みんなナンプレしなくても懸賞に応募しちゃうよ🤣」
ままちゃん「そっか、じゃ頑張らないと💪あかんね」
ナースみみ「懸賞かかってると思ったら、やる気出てくるでしょ」
ママちゃん「そうやね、やってみようか💓」
そういって、1ページ目から始めました📑初級・中級編からですが、カラーマスもあり、やや複雑なナンプレでなかなか苦戦しています
二つの二重マスの数字を足した数字が答えになるのですが、ママちゃんには二重マスがどうも理解できないようで、「これが何かわからない」と何度も言っていました
これまでになかった、カラーマスのルールもなかなか理解できず、これは何度も説明しながらやりました
一度ひっかかると、どうも気になるようで、説明して「あ、そっか」と納得しても何度も同じ質問をしてきます
ぐっと、がまん、愛情を忘れず
危うく「さっきも言ったやん!😠」ときつく言いそうになるのを、ぐっとこらえて、「これはね。。。」と何度も何度も説明します
アルツハイマーずママちゃんとの付き合い方で、こちらがイライラしたり、きつく言うと、一気にママちゃんは不安😰になってしまい、この負の感情が後々残り、きッと私が帰った後もいやな気持になるんですね
何かわからないけど、ママちゃんは、私に怒られたとか、自分が怒らせてしまったとか、でも何が原因なのかわからず、ひたすら不安になる
対応する側の、ちょっとした言葉や態度が、ママちゃんの不安につながってしまうので、ほんと気を付けないといけません。以前の私は、これに気付かずママちゃんに対応していて、ママちゃんに怒り😡の感情を植え付けてしまいました
反省😥です。。。
でも、私がイラっとしなくなったのは、冷静になってよーく考えると、ママちゃんとこうして過ごせる日々は永遠ではないということに気付いたからなんです
たぶん、もうそんなに長くない。。。それに気づいたんです
妹るるちゃんが、アルツハイマー型認知症の診断受けるために病院に付き添って行ったとき、先生から「今は、日常生活ができていますが、そのうち自分で洋服も着方が分からなくなります」と聞いてきて、涙😭が出そうになったと言っていました
その通りなんです、アルツハイマー型認知症が進行すると、ママちゃんは、私やるるちゃんのことも誰か分からなくなる時が来ます
いろんなことをどんどん忘れてしまうんすね
私は、それをほかの患者さんを見て知っていたのに、ママちゃんもそうなることを忘れていました、どこかで拒否😖していたのかもしれません
それに気づいた日から、ママちゃんに優しく接することができるようになりました
今では、楽しいこともたくさんあり、それをブログに残したいと思い、このブログをはじめました💻そして、同じようにアルツハイマー型認知症のご家族がいらっしゃる方の少しでも役に立てばといういう思いもありました
では、またこれからも、ぼちぼち、ママちゃんとの日々を書いていきますので、よろしくお願いします
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